オートサウンド16の記事です。
かなり良い感じの仕上りで、1997年にIASCAワールドファイナルで聴いたアール・ザウスマーのBMWの音に近い印象です。
この赤いBMWはB&Wマトリックス801をばらして車にインストールした当時としては脅威的な車でした。(キックサイドに30センチのウーハーをインストールしフロントフェンダー内がエンクロージャーの役目を果たすと言う物凄い車でした。)
運転席オンリーにサウンドを合わした(現在のパイオニアコンテスト的な)サウンドでこの車のイメージは今でも強烈な印象を残しています、音質は当然のことステージング、イメージングがスバ抜けていて、奥行きがフロントバンパーのあたりまで達していると言う驚異的なステージングでした。
この車と出会はなければ現在のショウエイサウンドの基礎が無いくらい良い車でした。
1998年で最後にIASCAから姿を消したアール・ザウスマーですが最後の年はB&Wノーチラス801(発売されたばかりの)をばらしてフロアに38センチのウーハーをインストールしていました、このときのサウンドはいまいちでしたが、パイプオルガンの超低域が振動じゃなく音として再生できていた車でした。